角島は山口県の北西端に位置する島で「北長門海岸国定公園」にも指定されています。
かつては離島で、渡るのに船が必要でしたが、2000年に角島大橋が開通して、車でも渡ることができるようになりました。
海水浴、キャンプをはじめ、夏季の海のレジャーはもちろんのこと、観光地として楽しむことができ、とりわけ、明治6年8月に設計起工された角島灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれ、日本海側最初の石造り灯台として、現在も活躍しているそうです。
テレビのCMなどでも使われることの多いこの橋が2000年に開通した角島大橋です。
この写真は島を渡る手前、橋のたもとにある小高い丘から撮った写真ですが、角島の海が最もきれいに撮ることができる場所の一つです。
付近には展望台もあります。
もし、皆さんが角島に行かれるなら橋を渡る前に少しだけ立ち寄ってみてください、天候もよく条件が良ければ、まるで南国のような青い透き通った海の景色を見ることができます。
さらに、夜になると雰囲気は一転し、海上のもやと橋の照明がミックスされ、とても幻想的な景色が広がります。
それでは、今回は角島についての「見どころ」ということで、3つの名所をご紹介します。
ひとつ目の見どころ、こちらは角島観光のメインの施設が密集するエリアで、島のほぼ中央部に「しおかぜの里角島」というレストランを備えた建物があります。
角島でグルメといえば、とれたて海産物を使った海鮮丼、サザエのつぼ焼きやイカをつかった料理などが定番!
ソフトクリームも青のり味やワカメ味なんてのもありました、海が近いところは食べ物もウマイ!
先のレストランから、1kmほど進んだあたりには、「つのしま自然館」という北長門海岸国定公園の自然や角島の財産について紹介する博物館があります。
さらに、大浜キャンプ場、大浜海水浴場と、夏のレジャーを楽しめそうな施設が集まっています。
こちらが海水浴場の様子、このきれいな海を求めて、夏場は九州からも海水浴に訪れるかたも多いようです。
2つ目の見どころは、なんといって角島のシンボルでもある角島灯台です。
角島灯台は、イギリス人技師R.Hプラントンの設計により、明治9年に完成点灯したものです。
灯塔は、御影石造りで、石造りの灯台としては全国3番目の高さを誇り、下関市の有形文化財、経済産業省の近代化産業遺産にも登録されています。
内部は、らせん階段が続いており、てっぺんにある灯台のランプを見学することができます。ランプはものすごく巨大なもので、今なお現役です。
夜間点灯される灯台の明かりは、約34.2キロメートル先まで届くんだそうですよ。
また、灯台のそばには、角島灯台記念館という建物があり、日本の各地にある灯台の紹介や角島灯台の歴史について知ることができます。
3つ目の見どころは、島の北側にあたる「牧崎風の公園」です。
このエリアは、陸地から海までは、砂浜ではなく崖のようになっており、岩場に打ち付ける波しぶきが荒々しい景色を作り出しています。
周囲には、遊歩道が整備されていて日本海を一望できるようになっています、美しい自然が広がる公園をゆっくり歩いてみるのもいいかもしれませんね。
また、ここはダルマギクの群生地でも有名で、北長門海岸国定公園において指定されているという貴重なもの、花の最盛期は10月下旬から11月上旬とのことです。
最後に「しおかぜの里角島」に立ち寄り、お土産をゲット!やっぱり角島はヒジキ・ワカメ・カジメなどの海産物が特産品、他に、塩辛もコクがありなかなかの美味!
今回は、季節と天候もよかったため、青いきれいな海がパーフェクトな景色を見せてくれました、日本海の絶景も楽しめた上、おいしいグルメも堪能できた!角島、これはオススメ、行く価値あり!ですよ