もくじ
みなさんこんにちは今日は広島県府中町にある水分峡から登れる高尾山をご紹介しようと思います。
高尾山といえば東京の高尾山があまりに有名らしいですが、広島にも同じ名前の山があることを知り、調べてみるとなかなか魅力のある山だというのがわかりました。
というのも岩の上に観音さまがあったり、ちょっとした岩場もある!でもって広島市内の絶景も見れるというらしいではないですか!
これはいかにゃあいけんじゃろう~ということで、さっそく登ってまいりました。
広島の高尾山、登山コースはどこから?
広島の高尾山への登山は、一番人気が東区の水分峡からの登山口コース、時計回りに高尾山を一周してきてもいいみたいだし、ちょっと物足りなければ、高尾山のさらに西側に呉娑々宇山という標高682メートルの山もあるみたい。
せっかくなので高尾山のあと呉娑々宇山まで足をのばすことにしてみました。
広島の高尾山、駐車場はある?
車は水分峡森林公園におけるので心配なし
管理センター内には手書きのイラストマップが掲げてありました。
それとなくチェック。
管理棟から少し上流にある登山口を目指します。
昔子供を連れてよく水遊びに来た親水公園にかかる橋を通り
橋を右手に進むと水分神社が見えてきます。
本当はこのそばから登山道があるようなのですが、工事中の看板があり、ちょっと立ち入ってはいけない雰囲気・・・
ここまでの様子は「水分峡」の紹介ページで詳しく取り上げています。
水分峡西側の登山道から尾根に出るまで
仕方ないので、橋を左手に進んですぐの登山口から登ることにしました。
看板が小さくわかりにくいですが、高尾山山頂まで1時間とのこと。
最初から岩が目立ちます。
なくても大丈夫なレベルだけどロープが設置されていました。
尾根に出たらまずは観音堂跡を目指す
しばらく上ると尾根に出ます。
一つ目の目的地は「岩屋観音」という場所。
一面岩の道
小さなほこら
岩が目立ってくる
次第に岩だらけの道になります。
砂の塊のような岩(花崗岩)なので、滑らないよう注意しながら・・
見上げると大きな岩が・・・そこからは市内方面への眺望が開けます。
そして正面を向くと、見えてきました。
あの尖がっているところがたぶん高尾山かな?
やがて長ーい石段が現れ・・
よくこんなところに長い石段を作ったものだな。
岩屋観音堂跡到着
岩屋観音堂跡に到着です。
岩屋観音は、今から約700年前の甲斐の国の武士によって開祖されたものとのこと。
残念ながらお堂は平成16年に山火事で焼失してしまいました。
今では建物の跡地が残るのみです。
割れたお堂の瓦のみが残されていました。
観音堂跡正面を向いて左側に高尾山への登山道が続きます。
看板はしっかりあるのですが、入り口は細い道なのでちょいとわかりにくです。
岩屋観音堂跡からの登山道は慎重に進む
ここから先は芸予地震で多くの落石や地割れがあったため注意しながら登るようにとの注意書きがあり。
次の見どころはこの階段を登ったところにあります。
お念仏の石碑と
観音さま
素晴らしい景色と一緒です。
宇品と黄金山
これは何だろう・・
ここからは岩場を慎重に進む
観音さまを拝んだ後の道が高尾山一番の難所です。
ごく短い距離ではあるものの、岩をつかんで登るようなコースです。
写真はスマホでなんとかこの一枚のみ撮れた他は余裕なし。
集中して登ります。
向こう側のてっぺんから少し下ってから岩を登ってきました。
高尾山山頂でランチタイム
ほどなくして高尾山山頂に到着、ここには市街地に向けてのビューはありません。
岩の上でお昼ごはん、眺めはあまりありませんが、日差しが強い日でしたので、木陰のあるこっちのほうが休憩にはベストポジションでした。
高尾山三等三角点424.5 m
ここからはしばらく明るめの尾根伝いで呉娑々宇山まで向かいます。
シダはたくさん、お花はあまりなし。
いくつかの鉄塔の下をくぐり
林道を横切り
やっとたどり着いた水分峡への分岐、帰りはここを降ります。
眺めの良い「バクチ岩」
高尾山から呉娑々宇山へは結構長い距離ですが、途中「バクチ岩」というビュースポットがあり、しばらく景色を楽しみました。
この携帯電話のアンテナが見えたらあと少しで呉娑々宇山山頂です。
アンテナ設備の建物の向かって右側に登山道が続いています。
呉娑々宇山山頂へ
呉娑々宇山山頂到着です!
呉娑々宇山二等三角点682.17 m
こちらも周辺ビューは木々にさえぎられて見えづらいです。
帰路は、先ほどの分岐を水分峡方面に進みます。
呉娑々宇山からだいぶ下ったところにある「展望台」
途中いくつも林道と鉄塔をまたぎ、見えてくるのは「展望台」
展望台からのビュー、高層ビルもだいぶ目線の高さに近づいてきました。
水分峡の上流に出て、下山完了です!
今回は全行程8.6km約5時間。やっぱり岩場はそれなりに集中を要すので、いつのもようなのんびりハイクだけで終わらなかったのですが、歩いていると何度も市街地ビューを目にするので、とても気持ちのいいハイキングができました。