広島県の風景をモチーフにした日本庭園
三景園は広島空港の開港を記念して作られた日本庭園で、広島県内の風景をモチーフにされています。
瀬戸内海を表したという大きな美しい池、高低差約14メートルの滝「三段の滝」、山里をイメージした「もみじ谷」など、山・里・海の三つの風景にちなんで「三景園」とネーミングされました。
三景園は四季を通じて、つばき、梅、牡丹、しょうぶ、あじさい、紅葉など、さまざまな花木を楽しむことができます。
三景園の概要とアクセス・駐車場について
三景園の概要
所在地 | 広島県三原市本郷町善入寺64−24 |
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開園時間 | 4月から9月 9:00~18:00 10月~3月 9:00~17:00 |
休園日 | 12月29日から31日のみ |
入園料 | 大人 260円 小中学生 130円 |
三景園へのアクセス
広島方面からは、山陽自動車道河内インター降りる、福山方面から本郷インター、両方ともインターからは約10分程度での到着です。
三景園の駐車場
三景園には専用駐車場は設けられていませんので空港の駐車場を使うことになります。三景園に近いのは、広島空港県営第1駐車場か第2駐車場です。
写真:県営第2駐車場
駐車場からは徒歩10分弱で三景園入口へと到着です。
三景園園内の様子
園内マップです。季節ごとに見どころは変わりますが、園路のほとんどは車いすでも回れるようになっているので、ゆっくり散策してみるのも面白いですね。
三景園は中央に「大海」という湖が広がっています。
入口入ってすぐにある建物は「潮見亭」、これはどうみても宮島がモチーフになっていますね。
池にはたくさんのコイが泳いでいて、エサやりもすることができます。 近づくだけでみんな寄ってきますが、やがて・・・
ものすごい数のコイがやってきます!なんと800匹ものニシキゴイがいるそうです!
6月の三景園で満開のあじさいを楽しむ
6月になるとあじさい園には100種1万株ものあじさいが花を咲かせます。
2019年からはあたらしく約100メートルの「アジサイロード」も拡張されあじさいの名所としてますます人気が高まっています。
あじさいの楽しめる三景園の「花まつり」は6月初旬から末まで行われます。
2019年三景園花まつり | 2019年6月7日~6月30日 |
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あじさい園には三景園入ってすぐの建物(潮見亭)内を右手に進んでいきます。
三景園のはなしょうぶ園
ここでははなしょうぶ田と呼ばれているようですが、あじさいと時期はかぶりますので、よく咲いているところを見ることができました。
はなしょうぶ田を過ぎますとたくさんのあじさいが見えてきます。
山の斜面一杯に咲くあじさい!
種類は100もあるということで、いろんな色、形のあじさいが楽しめますよ。
こちらは青い定番のあじさい・・
紫・そしてピンク色のあじさい・・
白色もシンプルでいい感じ・・
坂道をぐるっと登っていくと・・・
丘の上からあじさいとしょうぶ田を見ることができました。
坂道を登りきると花まつりのイベント開催中。地元の特産品などの販売もありました。
まだまだあじさいの小径は続きます・・
これはガクアジサイといって手毬状に咲かない品種です。真ん中の白い部分はこれから花が咲きそうに見えるのですが、つぼみではないんです。
一通りあじさいの小径を抜けるとやがて目前に池が見えてきます。スイレンがたくさん葉をつけていました。
まだ最盛期ではありませんが、スイレンの花もちらほら・・
池の向かい側は広場になっていて三景園全体を見渡せるビューポイントです。
なかなか良い景色!
この先は梅園やもみじ谷が続いています。
滝が流れていたり・・
奥のほうは結構山道のようになっていて、滝あり、階段ありで、歩くたびに様変わりする風景が楽しめます。
まだシーズンではありませんが、紅葉の紅葉もぜったいキレイなはずです。
道端に咲く花も奇麗!
この三景園、結構子供さん連れも多く見かけました。
日本庭園というと子供さん向けではないような気もしますが、三景園はコイにえさをやったり、山のゾーンを散策したりと、(階段・坂道など結構アップダウンがあります)それなりに楽しめる場所でしたよ!
三景園は秋の紅葉でも有名
次は秋のもみじまつりが楽しみなってきますね。
2019年のもみじまつりは次の通り行われる予定です。
開催期間 | 2019年11月1日(金)~2019年11月24日(日) |
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夜間ライトアップ | 11月2日(土)・3日(日・祝)・9日(土)・16日(土)・23日(土) には17:30~20:00の間ライトアップも行わる予定です。 |
最後になりましたが、6月は三景園以外にもあじさいの楽しめる名所をまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。