広島県山県郡安芸太田町恐羅漢山、広島近辺ではスキーのメッカとして有名な場所ですが、周辺には「恐羅漢エコロジーキャンプ場」があり、広島県では最高峰となる恐羅漢山(1,346m)への登山も楽しめるアウトドアスポットです。
今回は新緑の中、山頂の眺望を楽しんできましたので、その様子をご紹介したいと思います。
駐車場はエコロジーキャンプ場の横にあり「登山」の看板が出ていたので、ここに駐車すると便利です。
写真奥にあるのがキャンプ場のセンターハウス。ジュースの自販機やトイレなどもありますので、ここで準備をしていくとよいと思います。
キャンプ場のセンターハウスの向かいが登山道の入り口になっています。
この恐羅漢山への登山は「恐羅漢セラピーロード」としても整備されています。
よく言われる「森林セラピー」の事らしく、森の中を歩くことによってリラクゼーションや健康増進の効果があるんだとか。
なるほどなんとなくわかるような気が・・
今回訪れた目的でもある「スイセン」
ちょっと終わりかけていましたが、なんとかゲレンデに揺れるスイセンを撮影できました。
この時期までスイセンが見られるのは、気温の低いこの辺りくらいかもしれませんね。
ゲレンデを過ぎるといよいよ山道になってきますよ。
快適な登山道が続きます
若干の階段はあるけど大した登りはなし
途中に謎のウッドデッキが!何やら看板があって読んでみると・・・
「森林セラピーの医学的な効果」っていう説明文が書かれています。
- ストレスホルモンが減少する
- 副交感神経が高まる(リラックス状態)
- 交感神経が抑制される(緊張状態低下)
などなど・・・
面白い形の木々たち
やがて分岐点「早手のキビレ」に到着します。
ここから先、さらに森が深まった感じ・・
巨大な杉の木があったり
岩の上に根付いた木々
若干の坂道を上りますが、予定している下山の分岐点に到着。
最後の坂道を登り・・
山頂につきました「恐羅漢山」1346m
広島県では最高峰となります。
恐羅漢山三等三角点
ここまですれ違った方は2名、山頂には年配のご夫婦がいらしていました。
山頂から見下ろして「あそこが深入山だ三段峡、臥龍山だ」なんて話が弾んで・・・
確かに、こちら側が高いので、芸北の山々はすべて見下ろす感じになるんですね。
そしていつもの山頂ランチ!
いつものコーヒー
そして下山です。
下山は結構急なところがあり慎重に足を運びます。
この1.5歩幅分の下り坂でかなりスローペースに。
しばらくするとすぐにスキー場のゲレンデが現れます。
恐羅漢スキー場は子連れでは行きにくいので来なくなったな・・
ふもとが見えてきました
キャンプ場のセンターハウスまで到着!
ということで、写真を撮りつつのんびりランチをして4時間弱のコースを楽しめました。
実は早手のキビレの前に夏焼のキビレという分岐がありそこから砥石郷山1177mにも上ることができるみたいです、今回時間の関係でカットしましたが、次回はそちらにも挑戦してみたいです。
エコロジーキャンプ場で一泊してみるのも面白いかも、この辺りは夏でも平均気温がかなり低いので、夏の避暑にそういった楽しみもいいかもしれませんね。