広島といえば、三本の矢で有名な毛利元就ゆかりの地でもあります。
元就は、初陣から五十五年間にも及ぶ合戦に勝ち抜いてきましたが、元就陣太鼓は、戦いの際に打ち鳴らされてきた陣太鼓を模ったお菓子です。
製造元は広島のお菓子処「旭堂」創業63年の老舗で、お菓子ひとつ一つを完全手作りで製造しているというのが特色のお店です。
パッケージには「郡山城 元就陣太鼓」の文字と毛利家の家紋の入った紙の帯が付いていて、一目でそれとわかるデザインです。
郡山城は現在の広島県安芸高田市吉田町にあった中世の山城で、毛利家が現在の広島城に移るまでの居城(本拠地)として入城していました。
パッケージを開けると、焼き目の入った生地からほんのりとバターの香りがします。
そう、はさんであるのはクッキーに近い生地でその間に北海道産の餡が入っています。
餡は、若干粒が残る練りあんで重厚なテカリがある濃いめの餡です。
バター風味の軽めの生地としっかりとした味わいの餡がおいしさを引き立てる、そんなお菓子でした。
元就がテーマのお菓子ですので、純粋な和菓子をイメージしていましたが、いい意味で期待を裏切られました。
販売元 | 旭堂 |
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ご当地 | 広島 |
お菓子の素材 | 小豆(北海道産)・砂糖・小麦粉・水飴・バター・卵・牛乳など |