広島県安芸高田市の向原町は、花しょうぶを町花としており、毎年6月には「花しょうぶまつり」として地域を挙げたイベントが行われます。
JR向原駅から徒歩3分と好アクセスな場所に広大な畑があり、5000株もの花しょうぶが植えられています。種類も約90種あるとのことで、初夏のさわやかな風と共に色とりどりの花しょうぶが揺らめく姿は大変美しく、毎年多くの観光客でにぎわいます。
今回は、2017年6月に行われた「花しょうぶまつり」に行ってまいりましたので、その様子をご紹介したいと思います。
駐車場に車を止めて100メートルほど歩いていくと…
見えてきました、畑一面、一斉に花開いている花しょうぶ!
花しょうぶは、ここ向原町の「町の花」なんですって。
見頃は6月中旬頃
この花しょうぶ園、種類が約90あり5千株もの花が植えられているそうです。
畑は段々状になっているので、上の畑から見下ろすと、色とりどりの花しょうぶが風にそよぐ風景がたいへん美しいです。
見頃は、毎年6月中旬頃となり「花しょうぶまつり」も開催されます。
こうしてみると、花しょうぶにもいろいろな種類があるものです。
紫を基調とした白色のもの、ふんわりと花開くものや、とがったスマートな花をつけるもの、珍しいものとしては黄色の花をつける花しょうぶもあります。
しょうぶの株分けや切り花の販売も
向原の花しょうぶ園では、しょうぶの株分け販売や、切り花の販売も行われます。そして毎年行われる花しょうぶまつりでは、こども写生大会(表彰もあるそうです)や特産品の販売、出店(向原日曜市)などもおこなわれます。(主催・詳細は向原町観光協会)
それから、夜には「保垣ほたる・かじか祭り」というイベントもあるとのことだったので、飛び入りで訪ねてみることにしました。
日没後はほたるかじか祭りを楽しむ
保垣ほたる・かじか祭りは、向原の保垣地区でおこなわれるイベントで、出店やステージ、神楽などが楽しめるほか、近くを流れる川沿いにほたる見学ができるようになっていました。
夕暮れととも、カエルの声がひときわ大きくなってきたと思うと、ほたるの1匹が光りだし…
無数の蛍が川沿いに乱舞する様子が見られました。時々あぜ道にまで飛んでくるので、運が良ければキャッチできます。
ほたるを写真に収めるには特殊な機材が必要なため、最後の写真は「イメージ」ですが、これに近い雰囲気は楽しめます。
お祭りと神楽を楽しみながら向原を満喫
お祭り会場では、焼きそばやうどんおむすびなどの販売もありましたので、夕食はこれで済ませ、神楽を見物を楽しみました。
結局、向原町には花しょうぶを見に来たのですが、日が暮れてからもほたる祭りのイベントも楽しめて大変良かったです。
それから、花しょうぶですが、お祭りは土日の2日間とのことでしたが、開花期間中、しばらくは楽しむことができるとのことです。