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ドアの安全対策もう心配とはおさらば!子供のドアの指はさみを防止するたった2つの方法とは?

ドアの安全対策

ドアって思いのほか危険じゃないですか?

ドアの周辺って、ちょうど立って動きはじめる年齢の子どもにとっては、室内でも危険度の高い場所となります。

事実、国内では年間100件の指はさみによる切断事故が起きているそうです。

今回は偶然知ったあるアイテムが「子どもや赤ちゃんの指はさみ事故」を防止するのにピッタリだったので口コミしてみたいと思います。

包帯を巻いた指のイラストこのドアだけは、指をはさんだりして、いつかはケガをしないだろうかと思うと・・・もうヒヤヒヤものでした。

指をはさみそうなドア

ワタシ

これはぜったい大ケガしちゃうやつね。なんとかしなくちゃ・・・

たどり着いたのはこの2つの対策でした

ドアの指はさみへの対策方法は、ネットでもいろいろ紹介されていて、私もドアに市販のカバーを取り付けたり、自作カバーを作ってみたり、いくつかの方法を試してみたのですが・・・

これから紹介する「たった2つの対策」で子供がドアに近づいても心配がなくなりました

パパ

ドアへの指はさみが「不安だな」って思われる方は、ぜひ試していただければと思います。

先に結論なんですが、私のとった対策は次の2つです。

多くの幼稚園・保育園で導入実績あり

  • 「はさマンモス」でドアの閉まるところをカバーする
  • ドアクローザーで「ゆっくり閉まるドア」にする
ドアへの指はさみ防止グッズ【はさマンモス】
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対策その1-「はさマンモス」でドアの閉まるところをカバーする

私は子どもが3歳を過ぎたころドアの安全対策を始めたのですが、やっぱり2~3歳くらいからは部屋のいろんなところを動き回る年齢ですし、親が大丈夫だろうと思っていても何をするかわからないものです。

で、特に危ないのがこの写真のような「ドアのヒンジ側」開閉部。

ドアのヒンジ部分

ドアノブ側も危険なことには変わりませんが「ヒンジ側」はさらに危険度が高いといわれているそうです。

ワタシ

やっぱりこの隙間が気になるのよね・・・

ドアの一番危険な場所をまず対策すべし!

調べてみるとやはり、ヒンジ側が危険だという理由を裏付けるデータがありました。

ドアに指を挟まれそうになった時や、実際に挟まれてしまった場合「開き戸のどの位置で危険にあったのか」という統計で、東京都の生活文化局が実施したものです。


やはり、いちばん危険なのが、開き戸のヒンジ側(ドアの柱に固定されている側)で50.1%と約半数の事故リスクを占めていますね。

ATTENTION

ドア隙間への指挟み事故の約半数は「蝶番側(ヒンジ側)」で発⽣している

  • まずは価格をチェック!
    「はさマンモス」は国内特許取得済

このヒンジ側は、ドアの開閉する重みが集中するので、万一挟まれると、骨折や切断などの事故に直結する部位といわれています。

ドアノブ側は、39.8パーセントと次いで多い割合となっています。

ドアノブ側の安全対策はドアクローザーの設置(後述)にて事故リスクを格段に減らせます。アンダーカットとはドアの下の部分で、こちらは7.9%という結果でした。

ワタシ

一番リスクの高いヒンジ側から対策するのがいいわね!

私は市販のドア指はさみ防止グッズでドアのヒンジ側の隙間も完全にカバーする方法で対策をとることにしました。

せっかくの安全対策、失敗&後悔しない対策をぜひ!

指挟み防止グッズ、ヒンジ部の隙間をカバーできればいいと思われませんでしたか?私も実は最初そう思っていました。

商品選びの際のポイントはいくつかあって、例えば、対策グッズを取り付けたらドアの開閉角度が狭くなったということもありえます。

そうです、どうしてもドアに取り付けて使用するものなので、取り付けた後のドアの開き具合や耐久性は要チェック項目なのです。

はがれてしまった指はさみ防止グッズ

無理にドアを開いちゃって、取り付けた対策グッズが「バリバリ」ってはがれてしまったりすると、せっかく対策したのに効果がないばかりか、ドアや柱を痛める原因にもなりかねません。

パパ

はがれてしまうような製品は意味がないな・・・

あまり低価格な商品はその辺の機能がイマイチだったりするんです。

商品選びのポイントとなるところをいくつかまとめておきますね。

指はさみ防止グッズを選ぶ時の重要なポイント

素材は何か
  • 塩ビ素材、透明アクリル、PP(ポリプロピレン)素材
性能はどうか
  • 万一の事故の時しっかりケガを防げるか
  • ドアを覆う範囲は十分か
  • 長さや裏表など商品のバリエーションはあるか
  • ドアや柱への接着力が適切か
ドアの機能的な障害にならないか
  • ドアが設置前と同様の角度で開閉できるか
  • ドアストッパーが利用できるか
美観性
  • 設置した際の見た目はどうか
  • ドア周りのデザインとマッチするか
耐久性
  • 指挟み防止グッズ自体の設計に耐久性はあるか
  • ドアを開け閉めするうちにはがれてこないか
値段
  • 商品の価格と求める性能が一致しているか
POINT

一番のポイントは万一の場合事故をしっかり防げるかどうか

先ほどのチェックポイントをクリアすればするほど、価格も上がっていきますが、安全対策では事故発生時に危険を防止できるかどうかが重要です。

とはいっても、何枚もあるドア全てに取り付けるのは費用的にもちょっと大変です。わが家では、信頼性の高い商品を選ぶ代わりに、子どもが普段開け閉めしないドアは設置を後回しにしました。

ワタシ

しっかりした商品を選んでおくと気持ち的に安心できるわ

でも実際どの商品を選べばいいか迷いますよネ?

実は、冒頭でちょっと触れた「はさマンモス」を設置する前に、市販品のドアカバーをいろいろ探したりしました、なかには完成度が高く、特許を取っていたり、海外でも使用例があるような製品もあったのですが、少々残念な商品があるのも事実。

パパ

実際取り付けるとしても・・・いろんな製品があるなぁ・・・どれがいいんだ?

次に、私が購入した「はさマンモス」を中心に、いくつかの商品の中でおススメできるものをランキング形式でご紹介してみたいと思います。

ドア指挟み防止グッズおすすめランキング

1位:「はさマンモス

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ドアの指挟み防止グッズの決定版!

最初は自作のカバーを作ったりしてたのですが「いい製品があるよ」と友人に教えてもらい、実際に使ってみて一番おススメできるのがこの「はさマンモス」です。

トモダチ

あー、ウチも気になってた。はさマンモスっていう いいのがあるのよ

コレを一番開閉頻度の高い「リビングのドア」に取り付けたんですが、冒頭で触れましたドアクローザーとの併用で子供の指はさみを気にすることはほぼなくなりました。

はさマンモスの写真

ちなみにこの「はさマンモス」は、特許も取得している国産品で、指はさみ防止グッズとしては定評のある製品です。

2020年には、新たにやわらかい素材を使った「はさマンモス・ソフト」も開発され、多くの保育園・幼稚園において導入実績を伸ばしています。

商品サイズは2パターン しかもドアの両面に対応で鉄壁の安全対策に

このはさマンモス、私が一番優れていると感じているところは、135センチのカバーと180センチのカバーと2サイズ展開していて、さらに、ドアの表側と裏側、両方をカバーできるよう商品のバリエーションがあることです。

はさマンモスの裏表の写真

※裏側は切って蝶つがいの部分を避けるようにして貼り付けます。

180センチっていうと、たいていのドアは縦方向いっぱいにカバーができて、しかも、上図のように裏と表もガードできるという・・・まさに鉄壁の守りとなります。

パパ

このカバー180センチもあるなんて・・・こりゃー完璧だな!

この「ドアの裏側」って親のほうから見ると、死角になってしまい、子供の動きが見えにくい場所なんですが「ちょっと目を離した隙に・・・」なんてことがあるかもしれません。

ワタシ

ねえねえ、ドアの裏側にも取り付けておかない?

そういう心配があって、私は両面カバーをチョイスしたのですが、これは正解、やはりドアの裏側にもカバーがあれば、安心感は段違いです。

はさマンモス商品概要

長さ135cm・180cm
材質PET(樹脂)
構造ドアの開閉により折りたたまれる
裏表カバー設定あり
カラー透明
原産国日本(国内特許取得)
価格2,700円から5,900円
購入サイト

長さ調整はハサミでカンタンに

取り付けも最初からついている両面テープをドアの柱部分に貼り付けていくだけなので、10分少々で取り付けることができました。

はさマンモスをカットする

もしもドアの高さに合わせ微調整が必要になった際も、ハサミで簡単にカットできる素材(PET樹脂)でできているため、ちょっとした工作程度で設置できちゃいます。

一番安心感があった「はさマンモス」

  • 賃貸でも持ち家でも使用できる
  • サイズは135cmと180cm
  • ドアの両面に対応し、ヒンジ側もカバーすることができる
  • 家庭用のハサミで簡単にカットでき取り付けもカンタン

ドアへの指はさみ防止グッズ【はさマンモス】1,900円から。 ドアの両面に対応しているうえ、さすがにこの180センチという長さがあれば、ヒンジ部分への指はさみ事故を完全に防ぐことができるはずです。

通常使用の耐用年数は5年、半透明で美観も損なわないというドアの指はさみ対策に間違いのない商品です。

価格的に家じゅうすべてのドアに設置するには費用がかさみますが、せめて一番開閉頻度の高いリビングのドアなどは、こういった確実な商品で、しっかり対策を立てておきたいところです。

購入は公式サイトが絶対おトク

【はさマンモス】を導入されるなら、公式サイトからの購入がとってもお得です。

ネットで注文をする以上「失敗したらどうしようか」 と悩むのは無理もありませんが、公式サイトからの購入なら「使用後であっても満足がいかなかった場合は返金対応してくれる」のです。

私はこれが決め手で安心して注文したのですが、その他にもいくつかの特典があるようなので、まとめておきますね。

公式サイト購入の特典

  • 製品に満足がいかなかった場合の返金対応(使用後でも可)
  • 15,000円以上の注文で、表用180cmをプレゼントされる
  • SNS投稿で、表裏セット180cmをプレゼントされる(条件あり)

複数枚購入される方は、かなりお得になりますね。実際購入したときの対応も迅速で満足のいくものでした。

はさマンモス価格早見表

粘着力長さタイプ価格
賃貸用135cmおもて用2,800円
うら用2,700円
表裏セット3,900円
180cmおもて用4,000円
うら用3,900円
表裏セット5,900円
強粘着135cmおもて用2,600円
うら用2,500円
表裏セット3,500円
180cmおもて用3,800円
うら用3,700円
表裏セット5,500円

2位:ゆびストップ

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お手軽に設置するならamazonでも一番売れているゆびストップ

「ゆびストップ」とりあえず、指をはさみそうな部分をピンポイントでおおってくれる商品がこれです。

価格もそこまでしませんので、まとめ買いをして複数のドアに取り付けるのに向いているかもしれません。

しかし、ジャバラ部分が割れてくる、はがれやすいなどのクチコミもありました。また、全長は1本につき44cmしかないので、カバーできるのはドアの一部分のみです。

それでも価格の面から言えば「とりあえずの対策」としての導入もアリです。

ゆびストップ商品概要

長さ全長88cm(長さ44cm×2本入)
材質硬質PVC(塩ビ樹脂)、軟質PVC
構造ドアの開閉によりジャパラが伸縮
裏表カバー設定なし
カラーツ-トンカラー(茶色と灰色)
原産国国内製造品
価格1,884円

3位:フィンガーアラート

世界中の幼稚園や学校で使われているという信頼の商品ならフィンガーアラート

このフィンガーアラートは、完全に隙間をカバーできる反面、それなりのお値段の商品なので、複数枚のドアに設置するのには費用がかさむかもしれません。

お値段はやや高価ですが、世界中で使われているらしい信頼度の高い製品(オランダ製)ということと、見た目もすっきりしているため、検討する価値はあると思います。

我が家でも検討の末、ほぼ購入する予定だったのですが、製品の写真を見る限り、素材感が「必要以上に頑丈そう」なのと、ドアの面に(たぶん超強力な両面テープで)貼り付けるようになっていて、ドア枠やドア自体も痛めてしまいそうで導入は見送りました。

フィンガーアラートは、とにかく頑丈で一度設置したら取り外したりする予定のないご家庭では、有効な対策となるはずです。

4位:カーボーイ ゆびストッパー

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カーボーイ
¥1,790 (2024/12/21 01:35:07時点 Amazon調べ

ゆびストップの類似商品、こちらはカラーバリエーションあり

こちらの商品はどちらかというと2位の「ゆびストップ」に似た商品で、PVC素材でドアのヒンジ側をジャバラのカバーで覆う構造です。

商品サイズもほぼ同等で、ゆびストップより1cm短い44cmとなります。

特徴的なのは、このゆびストッパーは、商品カラーがホワイトとブラウンの2色展開しているということです。

どうしてもドアの色や室内の雰囲気と明らかに異なるカラーの商品だと、見た目も浮いてしまいますよね。

お手軽に、しかも見た目も重視したい方は「ゆびストッパー」がおススメです。

なお、ゆびストッパーの製造元は「家庭用安全用品の開発」を手掛ける会社だそうです。

5位:指はさまんぞう

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セイキ販売
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ゆびストップの類似商品、こちらはカラーバリエーションあり

指はさまんぞうは、丁番側の隙間を生地でカバーするものです。生地はドアの開閉に合わせ自動で巻き取られる構造になっていることから、これまで紹介した製品とちょっと異なります。

装置は10万回のドア開閉試験をクリアしたという折り紙付き、そのため子どもが大きくなるまでの対策というより、建具の一部として取り付けるような、子供が多く利用する学校、公共施設などの利用向けかなと思います。

お値段も高価になってきますので、一般家庭にはあまり向かないかもしれません。ただし、徹底した対策を求める方は導入の候補として検討する価値はある製品です。

対策その2-ドアクローザーで「ゆっくり閉まるドア」にする

はさマンモスをはじめとした、ドアの開閉部分にカバーをする製品と合わせてこれを設置するとさらに子どもの指はさみ対策は完ぺきになります。

重たいドアもゆっくり閉まれば安心感UP!

ドアクローザーを取り付けると、いくら室内に風が吹き込もうとも一定の速度でゆっくりとドアが閉まるので、よほどのことがない限り、隙間に指を挟むことを気にしないで済みます。

ケガをしてからではホントに取り返しがつきませんので完璧を求める方はぜひ設置してみてください。私はリビングと玄関ホールのドアに取り付けました。

もちろん、ドアが取り付けられているヒンジ側だけでなく取っ手側の安全も確保できます。

パパ

カイシャのドアを見て思いついたんだ。コレ安全対策につかえるじゃん!

おすすめはリョービの「ドアマン」

ドアクローザーにも様々なメーカーから販売されていますが、使ってみてその機能性や耐久性に満足できるのは建材メーカーとして有名なリョービの製品です。

取り付けも説明書をよく読めばそこまで難しくないし、なによりドアがゆっくり閉まるというのはそれだけで「指はさみ防止」となると感じています。

実際に設置してみると、ドアクローザーがあれば、ドアへの指はさみ事故の危険性も格段に下がるのを実感していただけるはずです。

ちなみに、型番はS-101PとS-101PVとがあります。S-101PVのほうが若干高いですが、開閉力調整機能がついていますのでこちらがおススメです。

また、意外な気付きですが「リョービドアマン」は、ドアの開け放しも防げるので、エアコンを使用する季節には省エネにも一役買っているという優れものなんですよ。

指はさみに効果的なドアクローザー

指挟み事故に関するデータまとめ

ここで指はさみ事故に関するデータを少しだけご紹介してみようと思います。事故の傾向がわかれば、どんなところに気を付けて対策を立てればよいか見えてくるはずです。

指挟み事故の実態その①

下のグラフは、東京消防庁管内で起きた「挟まれ事故」における救急搬送件数を年齢別にまとめたグラフです。

圧倒的に0歳から4歳の幼児の比率が圧倒しているのがわかります。そして5歳から9歳と続きます、10歳から14歳は意外も意外、大人よりも指挟みによる救急搬送が少ないことがわかります。

ワタシ

ということは、子どもの指挟み防止対策は0歳から、赤ちゃんの生後すぐに始めたほうがいいってわけね!

そうです、指挟み事故対策って実際のところ90%近くの方が「対策をしていない」と回答されています。事故の多い年齢(0~4歳)から考えると、危ない思いをする前に取り付けるのがポイントだということになりますね。

指挟み事故の実態その②

年齢別の事故要因について見てみましょう。

 1位2位3位
0歳手動ドア
(7 人)
椅子
(3 人)
その他の玩具
(3 人)
1歳手動ドア
(43 人)
エレベーター
(12 人)
椅子
(7 人)
2歳手動ドア
(34 人)
鉄道車両の戸袋
(11 人)
椅子
(8 人)
3~5歳手動ドア
(61 人
自転車
(30 人)
自転車の補助イス
(17 人)
6~12歳手動ドア
(24 人)
自転車
(24 人)
自転車の補助イス
(20 人)

0歳から12歳までの子供で一番多いのが家庭内のドアに代表される「手動ドア」です。その次に2歳までは「椅子」3歳以降は自転車での指詰めも注意したいところです。

パパ

なるほど、指挟み事故の原因は手で開けるタイプのドアがいちばん多いんだな

そうです、ドアの指詰め対策をするだけで、指挟み事故を大きく減らせるということになりますね。

時間と手間がかかっても自作する方法

最後に、私がドアクローザーやはさマンモスを導入する前に試してみた「自作の指はさみ防止装置」の作り方を紹介してみます。

正直手間がかかるうえ、先ほどのような市販品のクオリティーはないのですが、ホームセンターや百円ショップでも手に入る「プラダン」でそれらに似たものは作ることができます。

ちなみにですよ・・・材料費と工作する手間のことを考えたら、市販品を買ったほうが良かったというのは経験済みなので、どうしても自作にこだわる方は参考にしてみてください。

メインの素材で用いる「プラダン」とは、プラスチック素材でできた段ボールと思っていただけるとそれに近いと思います。

横方向には簡単に、きれいに直線で曲がるけれど、縦方向は、中が空洞になっていて、曲がりにくいという性質を持っています。

しかもプラスチック製なので紙の段ボールより格段に耐久性があること、カッターで簡単に加工できる、さらに先も述べた通り入手が簡単で、しかも安価な素材だという利点があります。

こんなふうにしてみました

プラダンを用いた自作の「ドア指はさみ防止カバー」、私が設置した方法をご紹介します。
1、準備するもの

  • プラダン(白)
  • 40センチ程度のものさし
  • 両面テープ(1.5センチ幅を使用)
  • カッターナイフ

指はさみ防止装置の自作道具

このように完成させる予定です

先に完成時の写真をご覧ください。このようにドアのヒンジ部分の隙間を覆うようにプラダンを取り付けます。

指はさみ防止装置完成写真

図にしてみるとこんなイメージです

指はさみ防止装置図説

ドアをいっぱいに開きプラダンの切り出し幅を決める

いきなりプラダンを貼り付けていくことは無理なので、最初は少し小さめにプラダンをカットして、横幅の切り出しサイズを決め、施工イメージをつかみます。

セロハンテープで小さめにカットしたプラダンを貼り付け、ドアを開閉してサイズをはかってください。私のうちのドアは、最大に開いた状態で10.7センチの幅がジャストサイズでした。

各ご家庭で、ドアの設置具合は異なると思いますので、形状に合わせて貼り付け位置を調整してみてください。

指はさみ防止装置作成過程

ポイントは、ドアを最大に開いた状態で、プラダンがピンと伸びきっている横幅にすることです。

ここが長すぎたりたるんだりしていると失敗してしまいます。

プラダンを切り出していこう

プラダンは中に筋状のラインが入っているので、極端な話、それに沿って切っていけば、定規や鉛筆などでしるしをしなくてもきれいにカットできます。

今回は、先の計測から、横10.7センチ縦110センチにカットしました。

指はさみ防止装置自作素材の切り出し

両面テープの貼り付け

ドア部分と柱部分に両面テープをしっかりと貼り付けていきます(この時点ではまだ剥離紙をはがしません)

指はさみ防止装置両面テープの貼り付け

プラダンの貼り付け、折り込み

ここからが仕上がりを左右する工程、切り出したプラダンを貼り付けていきます、まず柱側の両面テープの剥離紙をはがし、プラダンをしっかり貼り付け、少しずつ折り込みながら、最終的にドア側に貼り付けるとうまくいきました。

プラダンはゆっくりとなじませるように折り込んでいく感じです、一気に曲げてしまうと、変に曲がったりクセがついたりしてうまくいきませんので、ドアを開閉しながら折り曲げながらを繰り返して、最後にドア側の両面テープの剥離紙もはがし貼り付けてみてくださいね。

完成!

プラダンがうまく折りたたまれながらドアが閉まると成功です。

指はさみ防止装置動作確認

いかがでしょうか、ドアを閉めるとプラダンがきれいに折りたたまれながら収まるので、見た目もすっきりしています。

後は両面テープなどの耐久性の問題がありますが、また気づきがあればレポートしてみることにしますね、ほんと1,000円もかからずできる安全対策なので、小さいお子さんがいるご家庭ではぜひお試しください!

自作指はさみ防止カバーのその後(追記)

実際に自作の「指はさみ防止カバー」を取り付けてから6年以上が経とうとしています。

気になる耐久性ですが、結論から言うと、毎日開閉するリビングのドアだと約3年です。

やっぱり3年を過ぎると両面テープがはがれてきたりして、ドアは閉まるけど突っ掛かるような感じになってきていったんはがしたうえ新たに両面テープを貼りなおしました。

結論!ドアクローザーとはさマンモスでヒヤリとすることはなくなった!

結局、子どもも成長し、指はさみがそこまで気にならない年齢になりましたが、ふりかえってみると、やっぱりドアクローザーがとても効果的で、ドアがゆっくり閉まることで、指はさみ防止としての安心感を与えてくれました。

また、子どもが成長後もドアの開けっ放しを防いだりしてくれますので「取り付けておいてよかった」というのが感想です。

あわせて後から取り付けた「はさマンモス」、こちらはさすが特許取得の市販品だけあってまだ剥がれてきたりはしていないです。

「はさマンモス」と「ドアクローザー」との併用で子どものドアの指はさみ事故をがっちりと防いでくれています。

あわせて窓の安全対策もどうぞ!

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ドアの安全対策
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