冬に咲くという桜が気になる!光が丘山根公園のヒマラヤザクラ
広島市東区にある「光が丘山根公園」では、珍しい冬に咲く桜があるということで、見に行ってきましたので、その様子をレポートしてみます。
光が丘山根公園ですが、写真で分かる通りこじんまりとした街中の公園といった場所、遊具もちっちゃい複合遊具が1基のみです。
3方を道路に囲まれた三角形をした公園なのですが、お目当ての桜は、その南側に2本が植えられています。
ところで、この桜は「ヒマラヤザクラ」という品種で、名前の通りヒマラヤの標高の高い場所が原産地とのことで、寒さに強い品種だということです。
寒い冬でも花が咲く理由はそこにあるのですね。
ヒマラヤザクラの見ごろは11月から12月
花は11月から12月にかけて咲くということでした、訪問したのは12月17日でしたので、若干散っていましたが、部分部分ではまだきれいなピンク色の花をつけておりました。
これを見るととても12月とは思えませんね、見た目は春です!
このヒマラヤザクラ、幹が随分細かったのでまだまだ大きくなるのかもしれません。原産地の環境だと、大きなものは30メートルの大きさに育つということでしょうが、日本の気候にどれだけ馴染めるかでしょうね。
ヒマラヤザクラのもう一つの特徴として、2酸化炭素の吸収率がソメイヨシノのなんと5倍もあるそうで、温暖化にも一役かうと注目されているそうです。
なんだかこれから年末を迎えるのに季節をかなーり先取りしてしまった感がありちょっと得した気分にもなりました。
季節外れの桜ということでは、見に行かれるのも面白いかと思います。場所はこちらになります。