もみの木森林公園は、広島県廿日市市吉和にある県立公園です。
「森林浴の森100選」にも認定されているロケーションは、標高750メートルから1,070メートルに位置し、400ヘクタールというその広さは、広島スタジアム80個分に相当するというスケールです。
園内には、名前の由来にもなっているもみの木が林立し、さまざまな動植物が観察できます。
施設面としては、宿泊のできる「もみのき荘」を備え、キャンプ、デイキャンプ、バーベキューなどのアウトドア、テニスやアスレチック、サイクリングロードなどのスポーツ施設、自然との触れ合いをテーマに、森林という特色を生かした様々なイベントも開かれています。
2017年3月にはフランス発祥のアウトドアスポーツで、全国的にも人気の高まっている「フォレストアドベンチャー」がオープン、樹上での空中散歩や「ジップスライド」(150メートルを超える本格的なターザンロープ)などのアクティビティが楽しめます。
今回は、サイクリングロードとアスレチックにチャレンジしてきましたのでご紹介したいと思います!
※アスレチックコースは11月11日~3月31日日まで冬季期間閉鎖となります。
サイクリングはコースが使用できない日もあるので注意
もみのき森林公園のサイクリングロードは、自転車レースのコースとしても使われているという本格的なものです。
大会がある日はコースは一般客は使えないようなので、もみのき森林公園のホームページで情報を確認して出かけたほうが良いでしょう。
サイクリングの受付は「公園センター」奥の自転車倉庫の建物にありました。(平日の受付場所は、公園センターになるとのこと)
サイクリングロードには、場所柄、自販機などは一切なかったので、飲み物などは少なくとも公園センターで調達しておきましょう。
レンタサイクルはひととおりのタイプが揃えられていたぞ
自転車倉庫内です。基本の大人用シティサイクル、大人用マウンテン、ジュニア向けのマウンテン、それから子供乗せ椅子のついた自転車は一通りありましたが、自転車の種類は、以前訪れた「土師ダムサイクリングコース」よりかは少なめでした。
今回は、途中で食べるお弁当を持参していたので、それを載せるため、前かごのある「ごく普通のシティサイクル」をチョイス。
やっぱり山、アップダウンは覚悟で!
出発するとすぐに長い坂道が続きますので、割と体力勝負のコースでもあります。途中、ギアチェンジ付きのマウンテンを選ばなかったことを後悔しました。
しかし、コースは広く、森林なだけに空気はとてもきれい、自転車に乗りながら森林浴をしているような気分でした。
コースの最高地点からは、今度は下り坂が続きますので、わりと楽でした。
32種類の本格アスレチックコースも面白い
サイクリングは、途中でお弁当を食べて、ゆっくりと走って1時間と少しでした。
予想よりも早く戻ってきたのですが、もみのき森林公園には、サイクリング以外にもいろいろなアクティビティがあって、時間を持て余すことはありません。
そこで、本格的なアスレチックがあるというので挑戦してみることにしました。
全部で32種類あるというコースは、それぞれに採点基準があり、成績表に書き込んでいくというもの。
写真ではわかりずらいかもしれませんが、山の中に設けられたコースとなっています。
文字どおり本格的なので、服装やシューズなど、しっかりした準備は欠かせないと思いました。