日本最大級の菊桃の丘を見に行こう
ラ・スカイファームは、広島県の世羅にある観光農園です。季節によって「菊桃」「梅もぎ」「栗拾い」などのイベントが開かれます。
今回は、4月から5月に満開となる、菊桃を見に行った時の様子をご紹介します。
毎年4月下旬ころから開催される「菊桃の花まつり」いやー、本当にきれいでした。
農園に入るとあたり一面に菊桃の花が広がっているんです。
遠くから見ると桜のようにも見えるのですが、この花は、観賞用の桃の花の一種で、桃の花の中でもとくに花びらが菊の花に似ているこの品種を「菊桃」というのだそうです。
菊桃の花はボリュームのある八重咲で濃いピンク色をしています。
しばらく進むと、黄色い菜の花も咲いており、いっそうきれいな景色が広がっていました。
写真家の方たちにも人気のスポットのようで、カメラを構えた方がたくさんおられました。
ラ・スカイファームは1350本もの菊桃の木があり、これだけ多くの花が見られるのは日本でもココだけなんだそうです。
少々小高い丘の上が「ベストポイント」となっていて、上から菊桃の花を見おろせます。
丘の上からみるとずっと向こうまで咲いているのがわかります。
ところどころ咲いている白い木は梅の花かな?花桃の観光名所をよく「桃源郷」といわれたりしますが、ここから見る景色はまさに桃源郷そのものでしたよ。
ラ・スカイファームに訪れて印象的だったのが、整然と植え込まれた花を楽しむのとは反対に、自然の中の満開の花を散策しながら楽しめたという部分です。
農園内の散策路は整備されていますが山道のような部分もあり、上ったり下ったりもします。
いろいろなポイントから見渡したり、見上げたり、見下ろしたりと散策しながら花を楽しむということができ、なかなかよかったです。
ラ・スカイファームでは秋に栗拾いも楽しめる
ここからは秋に訪れた時の写真で「栗ひろい」の様子です。
春には菊桃で満開だった農園も入り口付近にはコスモスの花がたくさん咲いていて秋の訪れを感じさせます。
受付を済ませると、栗拾いのための長い棒と火ばさみ(トング)を借りられますので、農園内の栗の木を目指します。
訪れたときは日曜日で受付にはそれなりにお客さんがいましたが、農園自体はとても広いので、譲り合って栗拾いをするといった感じはありませんでした。
しかも、料金は収穫した栗の重さで決まるので、ゆったりと栗拾いができました。
栗の木、結構大きいですよね、よく見ていると木々の間にイガグリがあるので、これを棒でうまくひっかけて落としていきます。
ところどころ落ちたイガグリもあるのですが、たいていは傷んでいるので、頑張って落としやすい栗を探してみましょう。
このように少し茶色の栗が見えているのがちょうど頃合いです、棒でひっかけて落ちてきたらあとは栗をむいて収穫します。
写真でもわかるように、頑丈な手袋(軍手ではなく、革製の丈夫なもの、ホームセンターで数百円程度)を持っていくべきでしょう、かなり収穫の効率が上がりますし、きれいにむけます。
今回は、3時間ほどで3キロ近くもとれました。
さっそく栗ご飯を作ってみました。少々手間がかかりますが、旬の味は格別でした。
ラ・スカイファームへのアクセス
ラ・スカイファームは広島県でも多くの観光農園がある世羅町にあります。
ラ・スカイファームの最寄は尾道自動車道の世羅インターなのですが、広島市内からだと遠回りになるので、広島空港のある河内インターで降りて、広島中央フライトロードを北上するのが近道でしょう。
ちなみに、ゴールデンウィークは志和インター付近で高速道路の渋滞がありますので、東広島バイパスから瀬野→志和方面に向かい県道33号線を進むのも抜け道です。
住所 | 広島県世羅郡世羅町別迫はりま |
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利用料金など | イベントによって異なる |
菊桃 | 入園料:大人 700円 |
梅もぎ | 入園料:無料/梅1㎏:200円 |
栗ひろい | 入園料:無料(駐車料 500円/台(普通車まで)) お持ち帰り料金 1㎏…500円 |
詳しくは公式サイトを確認してください |
周辺の観光農園もあわせて楽しもう
菊桃の満開を少し過ぎたあたりからはちょうどチューリップが見頃ですので、こちらへ寄られるのもおススメです。
こちらにも情報をまとめていますので、どんな観光スポットがあるかぜひご確認くださいね。