広島県内ではいち早く紅葉が始まるといわれる比婆山山系、今回は比婆山山系の南側にある「立烏帽子駐車場」から時計回りに一周する縦走ルートの様子をご紹介します。
県内最初に紅葉のシーズンを迎えるスポット
比婆山山系の紅葉シーズンは例年10月中旬から下旬にかけてです。このページの紅葉の写真は2011年11月1日に撮影したものです。
比婆山山系の紅葉 | 例年10月中旬から下旬にかけて |
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立烏帽子駐車場の場所は次の地図を参考にしてください。ここから比婆山山系の紅葉のハイライトである「池の段」周辺までは歩いて1キロ前後ほどです。
今回は県民の森センターまでの区間を周回していますが、立烏帽子駐車場から池の段までを往復しても十分紅葉の絶景を楽しむことができると思います。
立烏帽子駐車場の位置
この駐車場の難点は、半砂利敷きのような駐車場で、台数も多くはおけません、ハイシーズンはすぐに一杯になってしまう点です。もし満車の場合は「ひろしま県民の森」の駐車場を利用するとよいでしょう。
(その際はルートが変わります)
立烏帽子駐車場から池の段まで
さあ、では立烏帽子駐車場を出発です。もう辺りの木々はすっかり紅葉して落葉している木々も多いです。
360度の紅葉が楽しめる「池の段」というポイントに向かう途中「立烏帽子山」という山頂があります。立烏帽子山から池の段は見下ろす形になるので、一層紅葉がキレイに見れるのです。
写真は立烏帽子山へ登る途中のものです。
立烏帽子山に登らず、比較的平たんな迂回ルートもあります。
立烏帽子山山頂
立烏帽子山山頂からの眺めはそこまで視界は広がりませんが、ここからの下りからが紅葉の絶景が楽しめるのです。
池の段
立烏帽子山から下りの景色、この先が池の段です。
池の段全景。ここから再び登りになります。
こちらが池の段付近、360度素晴らしい紅葉が広がっています。
先ほど登ってきた立烏帽子山
池の段から比婆山御陵・烏帽子山まで
池の段をそのまま進みますと樹林帯に入ります。ここからブナやミズナラの木々が紅葉している景色を楽しめます。
ふかふかの落ち葉を踏みながら
見上げると黄金色に染まる木々が美しいです。
比婆山御陵
比婆山御陵という「ほこら」を通過し・・
烏帽子山
烏帽子山に到着します。
烏帽子山山頂付近の眺め、山頂は開けており、お昼ご飯や休憩にちょうど良いです。
烏帽子山から県民の森センターへ
烏帽子山からはいったん県民の森に下り、立烏帽子駐車場へと戻るルートを取ります。公園センターから烏帽子山に至る登山道も美しい紅葉が広がっていました。
公園センター
公園センター付近です。ここからは立烏帽子駐車場まで比較的平たんな道を通ります。
比婆山の紅葉のまとめ
比婆山は広島県内でも一番早く紅葉のシーズンを迎えます。比婆山山系の紅葉の素晴らしさはやっぱり自然の中で楽しめる360度の紅葉の絶景です。
立烏帽子駐車場も混んでなければ、比較的短い距離で池の段の絶景を見ることができます。
今シーズンはぜひ比婆山に紅葉を見におでかけしてみてはいかがでしょうか!