もくじ
「マキタを制すものはコードレス掃除機を制す」なんてのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、マキタのコードレス掃除機を買ってものすごく使い勝手が良かったので今回は、マキタ製コードレス掃除機についてレビューしてみたいと思います。
コードレス掃除機、どんな機種がある?
今やコードレス掃除機は掃除機の中でも主力商品になっている感じさえします。テレビでよく目にする掃除機のCMも、ほとんどがコードレス掃除機のCMですよね。
コードレス掃除機の購入の動機となったのが「階段の掃除が面倒だった」ということです。階段は大きな掃除機だと取り回しが面倒ですし、階段の下から階段の上までコードがギリギリ届かない、といった問題、ありませんか?
私はこのわずらわしさから解放されたくて、コードレス掃除機の購入を決めました。
コードレス掃除機の購入にあたり重視したこと
人気のコードレス掃除機、たくさんのメーカーから数多くの機種が販売されているのでどれを選べばいいかとても迷うところですよね。今回は次の4つの点を重視してメーカーと機種を選定しました。
1、価格
今回購入するのはあくまで2台目としての掃除機です。あまり必要以上の機能やデザイン性は求めないので、そのあたりが価格に反映されている機種は除きました。
2、重さ
今回は、部屋全体ではなく、自分の部屋の机回り、椅子の下などホコリの貯まりやすい部屋の一部分での使用がメインです。
重さは吸引力と比例するかもしれませんが、とりあえず目に見える範囲のごみを掃除できればいいかなというくらいなので「吸引力より本体の重さ重視」という機種を狙いました。
3、耐久性
コードレス掃除機の最大の欠点は何だと思いますか?
私はバッテリーの寿命だと思います。コードレス掃除機にはたいていリチウムイオン電池が使われていますが、この電池は充電回数に寿命があります。
よくスマホの電池でも長年使っていると劣化してきますよね。
バッテリーの寿命や交換を前提とするなら、もうこのメーカーしかありませんでした。そう、日本の誇る工具メーカー「マキタ」です。
マキタだと、電動ドライバなどの工具のバッテリーと共用で、結構お値段のするバッテリーを汎用的に使うことができるし、本体が壊れていなくてもバッテリーだけ購入できるし、と思ったのが決め手でした。
で、調べてみると、マキタのコードレス掃除機ってものすごい種類の機種があるんですね。
次の表では、掃除機の重さと運転時間、吸込むパワー、それから価格を一覧にまとめてみました。、価格もリアルタイムに更新していきますのでまずはご覧ください。
5、日本の誇る工具メーカーマキタのコードレス掃除機
製品名 | 価格 | 製品画像 | 重量 | 運転時間 | 充電時間 | 吸込み仕事率 | 特色 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CL280FDRFW | ¥29,436 | 1.4kg | 約20分 | 約22分 | 45W | ||
CL280FDFCW | ¥31,575 | 1.4kg | 約20分 | 約22分 | 45W | ロック付サイクロンアタッチメント付 | |
CL281FDRFW | ¥32,073 | 1.4kg | パワフル約15分 強約20分 標準約50分 | 約22分 | パワフル60W 強42W 標準15W | ||
CL281FDFCW | ¥33,500 | 1.4kg | パワフル約15分 強約20分 標準約50分 | 約22分 | パワフル60W 強42W 標準15W | ロック付サイクロンアタッチメント付 | |
CL282FDRFW | ¥30,659 | 1.5kg | パワフル約15分 強約20分 標準約50分 | 約22分 | パワフル60W 強42W 標準15W | ||
CL282FDFCW | ¥33,319 | 1.5kg | パワフル約15分 強約20分 標準約50分 | 約22分 | パワフル60W 強42W 標準15W | ロック付サイクロンアタッチメント付 | |
CL182FDRFW | ¥22,940 | 1.5kg | 強約20分 標準約40分 | 約22分 | 強37W 標準10W | ||
CL181FDRFW | ¥24,519 | 1.4kg | 強約20分 標準約40分 | 約22分 | 強37W 標準10W | ||
CL180FDRFW | ¥25,844 | 1.4kg | 約20分 | 約22分 | 37W | ||
CL142FDRFW | ¥26,981 | 1.4kg | 強約20分 標準約40分 | 約22分 | 強29W 標準10W | ||
CL141FDRFW | ¥27,306 | 1.3kg | 強約20分 標準約40分 | 約22分 | 強29W 標準10W | ||
CL140FDRFW | ¥24,282 | 1.3kg | 約20分 | 約22分 | 29W | ||
CL108FDSMW(4.0Ah) | ¥16,997 | 1.1kg | パワフル約26分 強約31分 標準約1時間5分 | 約60分 | パワフル30W 強20W 標準5W | ||
CL108FDSHW(1.5Ah) | ¥13,808 | 1.0kg | パワフル約10分 強約12分 標準約25分 | 約22分 | パワフル30W 強20W 標準5W | ||
CL107FDSHW(1.5Ah) | ¥14,827 | 1.1kg | パワフル約10分 強約12分 標準約25分 | 約22分 | パワフル32W 強20W 標準5W | ||
CL106FDSHW(1.5Ah) | ¥12,885 | 0.98kg | 約16分 | 約22分 | 19W | ||
CL102DW | ¥13,821 | 1.0kg | 強約13分 標準約21分 | 約50分 | 強14W 標準5W | ||
CL100DW | ¥12,900 | 0.88kg | 約12分 | 約50分 | 14W | ||
CL072DS | ¥12,156 | 0.98kg | 強約8分 標準約16分 | 約30分 | 強14W 標準5W | ||
CL070DS | ¥11,200 | 0.81kg | 約8分 | 約30分 | 14W |
これだけの機種がありますので、掃除機の用途に合わせてベストな性能の機種を選択することができますね。
今回私は、まず、軽いこと、階段やフローリングでの使用が多いと思ったので、それほどパワーは必要としません、運転時間もそこそこ持てばいいかな、充電時間も22分なので、使い切っても拭き掃除なんかしてるとすぐ満充電になるな、という思いもあり、CL107FDSHWという機種を選びました。
マキタのコードレス掃除機が届いた!
amazonで注文してから翌日の夕方には届いた!やっぱりamazonの物流システムはすごいね!なんて感心しながら配達員さんから受け取った段ボールは大きさの割には重さが軽いので2度びっくり!
期待していた通りの軽さでした。
箱の中身は本体、クリーナーヘッド、パイプ、バッテリー、充電器、ダストパック(紙パック)、取扱説明書が入っています。
シンプルにまとまっててイイ!
クリーナー本体、マキタのロゴが武骨でカッコいいです。
本体の全体写真、かなりコンパクトです、ノズルを装着しないこの状態でも使用できます。
手元スイッチはオン・オフ、押す回数によって強弱が切り替わります。
パイプ部分に先端ノズルがアタッチメントできます。
このアタッチメントが隙間を掃除するとき役立つのと、吸い込み口が狭いので最大パワーで掃除するとピンポイントでかなりの吸引力を発揮できます。
本体の取っ手の端にはストラップが付いているのでフックに引っ掛けて収納することもできます。
取っ手裏に充電池の装着ソケットがあります。
本体のカバーは上下に開閉させます。
中には集塵装置があり、紙パックを装着する仕様です。
装着はワンタッチで簡単。周囲にチリをまき散らすこともない感じです。
マキタのコードレス掃除機、どういった場所の掃除が得意?
ではマキタのコードレス掃除機を実際に使用してみて、どういう場所がこの製品の本領を発揮できる場所なのか、試してみたいと思います。
階段
階段、ここを掃除がコンセント式の掃除機だともう大変で大変で、今回コードレス掃除機を購入した一番のきっかけとなった場所です。
階段って一週間もすると左右の踏まない部分にホコリ、たまらないですか?
〇マキタの掃除機なら軽い力でスイスイ
家の中でこれだけコードレス掃除機が適している場所はないかもしれません。マキタのコードレス掃除機はそもそもが軽いのと、強すぎない吸引力でスイスイ掃除機をかけることができました。
いちいち階段の下に行ってコンセントを抜き差しする必要もなし!
×掃除機のヘッドの幅が階段より少しだけ狭い
コンセント式掃除機と比較するとですが、やっぱりヘッドの大きさが一回り小さいので、その分一度で吸いきれない部分がでてきます。
コンセント式の掃除機だと階段の板1枚ごとに1往復でよかったのが1.5往復位させる必要があります。
まあでも本体自体が軽いので許容範囲。
冷蔵庫の上などの高いところ
〇軽量なマキタのコードレス掃除機の独壇場
冷蔵庫の上って頻繁に掃除しないと結構ホコリがたまる場所。いままでは大きな掃除機本体を抱えてもらってかけていましたが、マキタのコードレス掃除機なら片手でサッとホコリを吸い取ることができました。
×高い所の掃除は欠点なし。
机や台の上
ここは100円ショップで売られている掃除機のアタッチメントを付けて掃除します。
そうですマキタのコードレス掃除機は一般的な掃除機のアタッチメントの径に合わせやすいという利点があります。
汎用品が使いまわせるかどうかは結構重要であり盲点です。デザインにこだわった高価な掃除機はパイプなどが特殊な形状をしていて、社外品のアタッチメントは使えない場合もあります。
〇複数の部屋の机や台を集中的に掃除できる
いままでは机や台などを部屋の掃除と一緒に大きな掃除機で掃除していましたが、マキタのコードレス掃除機なら、複数の部屋の机や台だけを掃除機を気軽に持ち運びながら掃除できます。部屋を移動するごとにコンセントを差し替えなくていいため、掃除の機動力がアップします。
×ホースがあると便利かも
一般的な掃除機についているホース、これが机の上を掃除するには意外と便利だったことがわかりました。直線のパイプか本体にダイレクトにアタッチメントをつけて掃除するマキタのコードレス掃除機は机の上の小回りが利きにくいです。
ホースだけ売っているなら解決しそうなのですが・・
車
車は通常は屋外にあるので、コードレス掃除機が大活躍しそうな場所ですね。
〇電源の準備が不要で前席、後席、トランクともフレキシブルに掃除できる!
これまでは屋外のコンセントから給電し使っていましたがこれがなかなかの苦労でした。コードが地面に触れるとどうしてもコードに砂が付いちゃいますし、片付けるとき拭いてしまいこむなんて、掃除機を掃除してしまっているようでなんだかなという気持ちにさせられてました。
コードレス掃除機ならそんな心配もいらなくなりました。
×車内清掃はパワーを求められる
車の中にはなかなか取れにくいゴミが多いうえ、床面のように弱い吸引力では作業効率が上がりません。そのため、パワーをどうしても高めに設定するのですが、電池の持ちがどうしても不足がちになります。
大型のミニバンだと電池が持たないかもしれませんが、バッテリーをもう一つ購入することで解決はできそうです。
部分的なお掃除
例えば、クッキーの粉や糸くずなど、目に見えるごみを部分的にお掃除する時は大変便利でした。いちいちコンセントにさして掃除機をかけるといった手間が省略できます。
暗い場所でも便利
意外だったのが掃除機の先端にLEDライトがついていて、これが掃除中は点灯するようになっています。机の下や家具の隙間など、明るさが十分でないところを掃除する時役に立つと思います。
逆にここは向いてないという場所
じゅうたん・カーペット
吸引力はやっぱりコンセント式の掃除機にはかないません。とくに厚みあるじゅうたんはゴミが繊維の奥深くに入り込みやすく、コードレス掃除機が苦手とする部分です。
リビング全体に掃除機をかける
広い部屋全体に掃除機をかけるときは、コードレス掃除機は作業効率が低下します。やっぱり広い部屋は一般的な掃除機でガーっとかけたほうが早いです。
長時間掃除する
コードレスである以上避けることはできないのがバッテリーの問題です。パワーは弱でも結構ありますので、場所に合わせた使い方をすると多少は長く使えます。
それでもバッテリーが足りないということになれば、追加で交換用のバッテリーを購入することで対処できます。
とにかく2台目の掃除機は備えておいたほうがいい
ご紹介してきた通り、掃除機がコードレスになるだけで、掃除機をかける労力が随分違ってきます。本当は個人用に購入したコードレス掃除機だったのですが、今ではその便利さのため、家族全員で使っています。
ひょっとしたら、メインの掃除機よりも出番が多くなってるカモ・・!
ぜひ自分にピッタリのコードレス掃除機をみつけて掃除時間を時短してみてくださいね。