もくじ
秋晴れの11月中旬、紅葉を楽しみながら宮島の弥山に登ってみました。
宮島も紅葉が終わるころには県内でもだいたい見ごろ時期の名所は落葉してしまいますので、今シーズンもほぼラスト紅葉狩り!
やっぱり弥山から見る市街ビューは絶景でした。
宮島口駅北側の駐車場を利用
宮島へ行くための駐車場はいくつかあるのですが、今回はJR宮島口駅の北側にある民間の駐車場を利用。ここ安くていいんですよ。
今日は一日停めて500円でした。
宮島口のフェリー乗り場までは、地下道をくぐっていきます。
でもってやってきたフェリー乗り場。平日だけど、さすがシーズン中の宮島です。船のチケット売り場も列ができあがっていました。
JR船で宮島にわたる
今回はわけあってJR船を利用。片道180円、往復360円。
いざ出航!
行きは海岸沿いを歩きながら・・
紅葉谷公園に向かいます。
紅葉谷公園付近
紅葉シーズンは激混みゾーンの紅葉茶屋を通り過ぎ・・
赤い橋を渡るっ
いよいよ登山道入り口。
弥山登山は通常、もみじ谷公園の奥から続く「紅葉谷ルート」を上るのが一般的なんですが、今回は宮島の南側にある包が浦自然公園へと続く「包ヶ浦自然歩道」に入り、途中分岐して弥山山頂を目指そうと思います。
舗装道路の脇から続く遊歩道。
山道開始。
なんか物音がするなと思って山のほうを見ると「ロープウェイ」
日当たりのよい尾根、シダだらけ!
毛利元就と厳島合戦ゆかりの博奕尾
あるポイントにたどり着きました。
これは博奕尾(バクチオ)という、毛利元就と厳島合戦にゆかりのある場所だそうです。
陶晴賢は毛利軍が宮島の北のほうから攻めてくると思い、五重塔あたりに布陣していたところ、元就はこの博奕尾から紅葉谷を駆け下り、陶軍の背後に回り込み奇襲をかけたんだとか。
赤く染まるカエデを楽しみながら・・
ところどころオーシャンビュー!
だいぶ登ってきた!
これは宮島の南側の眺めになるかな?
榧谷駅(ロープウェイ駅)を通り過ぎ
やがてロープウェイの途中駅である「榧谷駅」の下をくぐり抜け・・
ロープウェイ終着駅の「獅子岩駅」に到着します。
ここからは、ロープウェイから来られる方も合流するので一気に人口増!
道は階段も多いですが、しっかり整備されています。
霊火堂と消えずの火
やっとみえてきました「消えずの火」で有名な霊火堂。
この火は、なんと1200年前弘法大師が修行した際に用いた火が燃え続けているといわれています。そして広島平和公園の「平和の灯」の種火にもなっているんです。
「消えずの火」にあやかって恋人の聖地に認定されているらしい。
霊火堂の右側の石段からさらに歩くと弥山頂上の展望台に出ます。
弥山山頂展望台へ
展望台手前にある地点から、絶景ビュー!
たどり着いた展望台!とりあえず、市内方面を眺めますよっ
中区方面から広島駅にかけて。
はつかいち大橋、橋の真ん中から左側が廿日市市、右側が佐伯区。
なんだかんだよく行くゆめタウン廿日市。
何このミニチュア感!
五重塔と千畳閣。
そしてLunch!
下山開始
食べたら下山!下山は「紅葉谷ルート」からにします。
山を下りた後、紅葉谷公園を散策しようとする計画!
紅葉谷ルートはほぼ階段ばかり・・
今回登ってきたルートと比べると山頂までの最短ルートなんですけどね・・
気が付けば半分通過。
紅葉谷ルートはあまりビューはありませんでした。
紅葉谷公園を満喫
そして紅葉谷公園へと。
朝は人もまばらだった紅葉茶屋はお客さんで賑わっています。
四宮神社あたり。紅葉がキレイです!
真っ赤っか!
この鹿ちゃん、実は近くにあるゴミ箱を狙っていたりする。
紅葉谷橋?だったけ。この辺は赤い橋と紅葉とで人気のフォトスポット。
清流&紅葉。
しっとりとした佇まい。岩惣旅館。
五重塔付近のカエデも色づく
ほどなくして五重塔付近へ。
下から見るとキレイだったので、やっぱり登ってしまいます。
五重塔と・・
千畳閣&イチョウの木。
朝は干潮で歩いて渡った厳島神社も満ち潮で。
16時ころフェリーで生還。
弥山登山について
弥山は地元ではたいてい子どもの頃に登るという登山の代名詞みたいな山ですが、紅葉谷ルートの階段には意外と手子摺りました。
紅葉谷ルートから山頂をピストンすると、ビューはあまりないのですが、今回登った「包ヶ浦自然歩道から分岐で頂上に向かうコース」は景色も変化に富んでおり、風景も一緒に楽しみたいならば、こちらもおススメです。
(ただし自然歩道からのルートは、大回りなので時間がかかるのと、まれに倒木などの箇所もあり)
ということで、宮島の紅葉・弥山山頂からの市内絶景ビューが一度に楽しめる宮島の過ごし方のご紹介でした!