もくじ
秋も紅葉シーズン真っただ中、市内でも指折りの紅葉の名所「三滝寺」を見に行ったついでに「三滝山」の登山コースがあるのを知り、一粒で二度おいしい三滝を楽しんできました。
三滝山とは・・・
またの名を「宗箇山」という、標高356メートルの広島市西区三滝の北西に広がる山です。
山頂へのルートは、たくさんあるらしいのですが、一番ポピュラーなのが、三滝寺の石段を登りきり、その奥から山頂を目指す「Aコース」。
同じく三滝寺の入り口スグから右手に折れるところから登山道がつづく「Bコース」。
さらに三滝少年自然の家からの「少年の家コース」の3つの登山道です。
今回は、三滝少年自然の家からスタートし、三滝寺からBルートで山頂を目指し戻ってくるルート。
もちろん三滝寺の紅葉も楽しんでから登ってくるよくばり計画です。
三滝寺の紅葉見物の様子はこちら
駐車場は自然の家を利用させていただきました。門は18時に閉じられるということです。
しばらく普通の生活道路を歩き・・・墓所を通り過ぎ・・
朝もやに浮かぶ市内の眺め・・
三滝寺の駐車場に到着!まだ8時台なのに駐車場すでに混み始め・・
三滝寺のお堂のそばの階段から登山道に入る
「Bコース」には、三滝寺を入ってすぐにあるこのお堂から続く階段を上っていきます。
しばらく整備中のコンクリートの道が続きます。
砂防ダムのあたりでいよいよ山道へ
ちょっとわかりにくいんですけど、砂防ダムが見えてくると右側に山道を入ります。
うん、山道だ。
目指すは三滝山山頂!
うつくしき鉄塔。
市内ビューが美しい「ふたご岩」
ふたご岩に到着!
ここからの眺めもいい!
山頂に向けて坂も急に・・
ここを過ぎたあたりから坂道が急になってきます。
緑はあなたのもの
ちょっとごつごつしてきた?
だいぶスローペースに。
あと100メートル地点。
三滝山(宗箇山)山頂
山頂に到着。
山頂には、広島では茶人として有名な上田宗箇が植えたという宗箇松があります。何度か枯死してしまったそうですが、現在は4代目の松が植樹されています。
これが宗箇松。宗箇山という名前は、たぶんこの上田さんが由来で間違いないですよね?
そして、三滝山山頂ビュー!
ばりきれいじゃ!
宗箇山頂から、高峠山を目指す。
しばらくぼーっとして下山開始。なんて歩きやすい道!
ここからは高峠山(224メートル)まで尾根伝いに歩く感じです。
鉄塔ビュー、その奥に中学校。
高峠山山頂付近からの眺め
高峠山山頂付近、この岩場からの眺めが最高!三滝山から見える景色はどこも素晴らしかった!
お、竜王公園ではないですか・・!
あっ!三滝山の人形だ
この付近の一角にベンチの設置された岩があって・・
ん?何かあるぞ??
広島市内のビューをバックに
某テレビ番組でも紹介されていた三滝山の人形を発見。
番組内では確かよく登られる方が「人形があることでみんなの楽しみになればいいな」って意味のコメントをされていましたが、ここはすっかり名所になりましたね。
自然の家まであとすぐ!
いよいよ終盤、このゲートは少年自然の家が開所している日しか空いていないとのこと。
閉まっていると見事に大回りして下山することになるので要注意かも。
おおきな電波反射板のそばを通り・・
シャシャンボ岩、シャシャンボとはツツジ科の植物、なんと大きな岩の間から見事に幹を伸ばしています。すごい生命力!
自然の家の常設テントが見えてきた!
到着!
三滝山登山-終わりに
ということで、三滝山登山、三滝寺のBコースから三滝少年自然の家へのコースでした。
所々すべりやすい急こう配こそあるものの、全体の割合としてフラットに近い部分も多く、楽しめるコースです。
もちろんスリリングな崖や岩場などもなく、ファミリーハイキングにも最適な山かと。
少年自然の家にはアスレチックもあるので、体力が有り余っているちびっ子たちはチャレンジしてみるのもよし!
なによりも素晴らしかったのが「広島市内の絶景ビュー」。
多分ですが、竜王公園や黄金山よりも高い場所からの眺望なので、より広範囲に市内を見ることができるのじゃないかと思いました。
以上、広島市街地からスグ、三滝寺とあわせて、秋の紅葉を楽しむには絶好のポイントのご紹介でした!
(のんびり登って山頂でぼーっとして2時間11分!帰ったらまだ昼の1時、近いっていいね~)