広島で秋の紅葉が美しい渓谷といえばなんといっても三段峡が有名ですが、加計の深山峡も滝と渓谷を見るなら気軽に行ける場所です。
深山峡は、わずか1㎞の区間に大小いくつもの滝を楽しめる渓谷です。見学のシーズンは5月~11月、特に秋には、同じ加計町の吉水園とともに、紅葉の楽しめるスポットとして人気です。
なお、入口から300mほどのところにある「深山の滝」より先を見学する際は、険しい山道もあるので、山歩きの装備を整えていくのをおススメします。
深山峡
場所 | 広島県山県郡安芸太田町大字加計 |
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深山峡入口へは駐車場から徒歩ですぐの場所にあります
深山峡入ってすぐのカエデ、赤く染まっています。
そばには清らかな流れが・・・夏は水遊びもできそうな場所です。
そして遊歩道伝いに進んでいくと・・・
あずま屋が見えてきます。そしてその奥に見える滝は・・?
深山の滝です。ネタばらしになっちゃいますが、この先大小いくつかの滝がありますが、この深山の滝が一番大きく豪快な滝です。
ここまでは遊歩道もしっかりと整備されたものなので、気軽に訪ねることができます。
さらに先には階段があり・・
上から見下ろす深山滝。
上は立派な展望デッキになっています。
ここからは道が険しく危険個所もあるので、それなりの準備をしていったほうが無難です。
これはたぶん5段滝。
5段滝の上は平たい岩場になっていて、すぐそばが滝のようになっています。
岩の上に座って目線と同じくらいの滝を眺めることができるのですが、何とも不思議な感覚です。
さらに道?は続きます。道といっても写真のような笹藪のようなけもの道です。
道に迷いこまないように・・・看板も立っていますので見逃さないように進みましょう。
包丁岩、出刃包丁の刃みたいな岩が切り立っています。
そして見えてくるのは三段滝。
赤い手すりの橋を渡ると・・・
さらに道が険しくなり、一部崩落している道もあります。慎重に迂回して進みます。
鬼の足跡というポイント。
途中いくつか滝があるのですが、木が視界を覆っていたりしてよく見えませんでした。遊歩道?はいちおうここまでとなり、ココから先は写真のように倒木がたくさんあり進めません。
時々立ち止まっては渓谷を見ながら引き返します。
やっと深山の滝のあづまやまで戻ってきました。
一番気に入った「深山の滝」
入口すぐの水遊びのできそうなこの風景も紅葉とマッチしてなかなか良かったです。
深山峡、紅葉シーズンは渓谷だけあって若干早めです。例だと10月下旬から11月初旬くらいが見頃です。
ちょうど深山峡の紅葉が楽しめるころには、深山峡から車で10分程度のところにある「吉水園」の一般公開や、加計町をあげてのイベント「五サー市」も開催されますので、あわせて楽しむことができます。
吉水園についてはこちらで詳細を記事にしていますので是非ご覧ください。
それでは、よい紅葉狩りを!