広島県でも有数の紅葉の名所「佛通寺」、そのお寺の約7キロメートル北に「昇雲滝」というのがあります。
今回は、佛通寺の紅葉を楽しんだ帰りに少し立ち寄ることができましたので、ご紹介してみたいと思います。
昇雲の滝は、豪雨災害により立ち入り禁止となっていましたが、2019年9月末ころに復旧見込みだそうです。
昇雲の滝へのアクセス
周囲に大きな道路もないため、場所がわかりにくいです。
昇雲の滝
住所 | 広島県三原市高坂町許山 |
---|
まずは地図をご覧ください。
場所的には、山陽自動車道の三原久井インターからなら、県道50号線を高速道路づたいに西に向かうか、佛通寺を先に見てからなら、佛通寺の駐車場から山陽道に向かって北上するかです。
注意点としては、佛通寺の紅葉シーズンには周辺道路が交通規制されます。紅葉の時期に訪問するときは、あらかじめ交通規制を確認しておくと安心です。
また、佛通寺から、ハイキングがてら昇雲滝に行けると紹介されることもありますが、距離や散策路の状況からして「気軽に行ける」という雰囲気ではありませんでした。
そこで今回は、滝の近くにある駐車スペースに車を置いて滝を見学することにしました。
駐車場というより駐車スペース
googleマップからでもわかるかもしれませんが、佛通寺からの道は随分細い山道となっています。そして、滝の入り口付近に2~3台くらい車の停めれそうなスペースがあります。
この看板が目印!
案内に従って下に降りていきます。
すぐに分岐点があり右に行くと「滝見台」左に行くと「滝つぼ」に出るということでした。
昇雲滝を滝見台から見学
分岐点からは1分もかからないうちに滝見台に到着です。
ココからの眺めは・・・?
うーん、写真の中央付近に滝があるのだと思うのですが、木々に覆われていてあまりよく見えません。イメージとはちょっと違うな・・
落ち葉で滑らないように注意が必要
滝見台からの眺めは紅葉しつつある山々を眺めるのにはいいのですが、肝心の滝は今一つ見えにくかったので、滝つぼを見学しようと思います。
滝つぼに向かう道は、上のほうは石で舗装されているのですが・・・
下に行くにつれて土や石がむき出しのほんとの山道に!
落ち葉で滑らないように注意して降りてください。
5分も下ったでしょうか・・下のほうから滝の音がしてきます。
滝に到着!
高さのわりに、木々におおわれている部分が多く、実際に見えるのはこれくらいでした。
でもなかなか優美な滝です。滝つぼはかなり大きいです。
下流方向、渓流のようになっています。
昇雲の滝に訪問する前に佛通寺に紅葉を見に行ってきたのですが、とても混みあっていたのと対照的に、滝の周囲には水が流れる音が響きわたり、マイナスイオンが満ちている、そんな癒さる場所でした。
周辺の観光地
最後に昇雲の滝周辺の観光地を少しご紹介してみます。
もちろん、紅葉の名所、佛通寺はもちろんなのですが、初夏にはハスの名所となる棲真寺(せいしんじ)。棲真寺から歩いて行ける「広島空港大橋を見渡せる展望台」もおススメのビュースポットです。
広島空港そばの三景園はもちろん、中央森林公園ではサイクリングコースもありファミリーにもおすすめ、サイクリング専用のコースを走るので、安全にサイクリングが楽しめます。
また、無数の岩がゴロゴロと転がっている不思議な光景の広がる久井岩海は、日本最大規模の岩海で国の天然記念物にも指定されています。
いずれも車で2~30分くらいのところですので、あわせて立ち寄ってみてもいいですね。