もくじ
三瓶山という大自然のロケーションが魅力の「三瓶山北の原キャンプ場」
今回は常設テントを卒業し、新たにマイテントを購入しついに一般キャンプサイトをお借りした2泊キャンプを楽しんできました。
三瓶山北の原キャンプ場の常設テントの様子はこちらで記事にしています。
北の原キャンプ場、テント持ち込みエリアでの設営
オートキャンプのテント持ち込みエリア、10m四方の大サイトと7x8mの小サイトがあります、さほど料金は変わらなかったので大きなサイトを予約。割り当てられたのはA-12サイトです。
グラウンドシートの設置
テントは底部が防水加工されてはいますが、雨が降ると中にしみこんでくる恐れもあります。そのため、テントの設営前にグラウンドシートを敷いておくと良いということです。
ちなみに今回使用したグラウンドシートはロゴスのこちらの商品・・・
開けてみると黒色のいわゆるブルーシートなんですけどね。四方にはヒモが付いていてペグに結び付けられるように工夫されています。
グラウンドシートはテントより大きいと雨が侵入するので、ちょっとだけ小さいものを選ぶと良いようです。
インナーテント立ち上げ
では今回購入のFieldoorのテントを設営していきます!このテントはソロ向けから4~5人向けまで、いくつかの大きさのバリエーションがあるのですが、これはその中でも最も大きい300シリーズになります。
テントの室内となるインナーテント、これは対角線上にポールを通し、テントについているフックをポールに引っ掛けるようにして組み立てます。
窓となる部分は対面する2か所についていますが、二重構造になっていて、外側がメッシュ、内側がスクリーン状になっています。
メッシュだと外が透けて見えますが、スクリーンは視界をさえぎるので着替え時にも重宝します。
大人2人に子ども2人での使用感ですが、2日分の着替えやシュラフ、毛布を入れても十分余裕のある広さです。
フライシートをかぶせロープで固定
最後に一番上にかぶせるフライシートを設置、ロープで補強して必要ヶ所をペグダウンします。
フライシートは防水性能が重要らいしのですが、手で触った感じではペラペラといった風合いではなく、しっかり雨を防いでくれそうです。
今回購入したテントはこちら・・・
テントはいろんなメーカーから様々なタイプの製品があり、実際店頭のデモを見たりして何度も確かめました。
やっぱり、有名なメーカーのテントはかなりお値段も張るし・・・結果、通販で購入したのですが、これが年に数回キャンプに行く我が家のスタイルにしっかりこたえてくれました。
テントサイト周辺を散策
設営が終わると夕食まで少し時間がありますので周囲を散策したり、アスレチックを楽しんだりしました。
サイト周辺の様子
サイト周辺は杉に被われており木陰になっている部分も多いです。
炊事棟
炊事棟は流しとかまどがセットになった一般的なもの。
今回のA-12サイトはすぐそばに炊事棟があり助かりました。が、炊事棟やトイレはどのサイトからも程よい位置には設置されているので、場内を歩き回ったりすることはないはずです。
トイレも清掃が行き届いていてキレイ!
夕食の準備に取り掛かる
そうこうしていると夕方になってきたので、のんびり夕食の準備に取り掛かります。今回は、やっぱり定番のBBQとかんたんベークドポテト。
ポテトは炭火のアルミホイルであらかじめ火を通し・・
スキレットでじっくり焼きました。
このスキレットは大小二つがセットになっていてとってもコスパ良しです。
二つ重ねるとこのように蓋として使えます。網もついていて簡単な燻製も作れるという優れモノ。
キャンプするたびに作るチーズの燻製もいい色合いに・・・
美味しくいただきました!
ちなみに今回のキャンプはクーラーボックスを新調したのですが、このクーラーボックスは2泊キャンプでもしっかりと保冷してくれました。こちらで記事にしています。
北の原キャンプ場の込み具合は?
ところで、人気のキャンプ場って日程が決まっても残念ながら予約で埋まっていたりすることも最近は多いですよね?
北の原キャンプ場に関していえば、お盆の土曜日やGWの土日など繁盛期でなければ比較的空いていることが多いです。(以前GWに利用したときはすべてのサイトが予約で埋まっていたことはありました)
今回は、お盆の終わりころの平日に利用しましたが、テントサイトのほうは結構ガラガラ。オートサイトでも2~3割の利用率、常設テントは2組程度の込み具合でした。
空き状況は公式サイトからでも予約状況を確認できます。
スキレットで翌朝の朝食を
今回大活躍のスキレットでお肉を焼き焼き・・
パンもバターを塗って軽く焼いて・・
具材をトッピング!
ばりうまい!
なんちゃって「三瓶バーガー」です。ワイルドな焦げ目がつき香ばしさは上々!キャンプ飯は自宅で調理するのとは一味違ったうまさがあるんですよね!
サヒメルの天体観測会に参加!
今回のもう一つのメインイベント「天体観測会」です。
これは、北の原キャンプ場の向かいにある「三瓶自然館サヒメル」という博物館で行われるイベントで、ちょうど土曜日に開かれるということだったので、Goodタイミングで参加できました。
夕暮れ時の三瓶山、午後7時、かすかに星も見えだしました。
天体観測会は午後8時と9時の2回行われるということでした、今回は8時からの回に参加。
この望遠鏡で星空を見ます。ん?屋内では星が見えないですって?
なんとこの部屋は、天井全体がスライドして星空が見えるような仕掛けになっています。
この望遠鏡は4台設置されており、木星、土星、ベガ・アルタイルを観察しました。
一番感動したのは、この「60センチ反射型天体望遠鏡」で見えた星です。名前を忘れてしまったのですが、2万5千年光年の球状星団を見れました。
あっという間の一時間でしたが、貴重な体験ができました。
帰っても星!
9時過ぎにテントサイトに戻ってきましたが、やっぱり天体観測は楽しい!ということになり、手持ちの望遠鏡で星の観察を続けます。
サヒメルの天体観測会で、木星と土星の場所はよくわかったので、とりあえずその二つを観察、この望遠鏡、さっきのとは比べ物になりませんが、土星は輪も見ることができるんですよ!
セントラルロッジのレンタルが充実
ところで、キャンプ場、レンタルが充実していれば準備物も減らせるというメリットがありますよね?
北の原キャンプ場はレンタル品も充実しています。
テントやシュラフなどの基本的なキャンプ用品はもちろん・・
アウトドア調理用品や
グループでも使えそうな大きなコンロや焚火台・・
インスタント食品やドリンク、調味料の販売もありました。
今回は見事にアウトドア用のチェアを忘れてしまうアクシデントがあり助かったのが・・
チェアのレンタル。昔海水浴場なんかでもよく見かけた記憶があるパイプ椅子ですが、これにはとっても助けられました。
他にもよりたい観光名所
今回のキャンプレポートは以上となりますが、その他の見どころも併せてご紹介してみます。
三瓶自然館サヒメル
星空観察会のところでもご紹介したサヒメルは、三瓶山に関する自然や生き物をはじめ、ドームシアター、季節ごとの企画展などを楽しみながら学習することができる博物館です。
三瓶バーガー
今回作ったのはなんちゃって三瓶バーガーですが、本家はこちら、島根県産の素材を厳選したこだわりバーガーです
三瓶小豆原埋没林
こちらは、太古の昔、三瓶山の噴火で埋もれた「縄文時代の森」をそのままの形で発掘、保存、展示されている博物館です。
どれをとっても家族連れには楽しめるネタがたくさん。三瓶山でのアウトドアをぜひ楽しんでみてくださいね!