広島きってのパワースポット「鶴羽神社」
広島駅の北側「歴史の散歩道」でも紹介されている広島きっての「パワースポット」といわれる鶴羽神社です。
鶴羽神社は歴史は古く、鎌倉初期の椎木八幡宮がその前身だと伝えられており、江戸初期には明星院の鎮守社となったのち、天保6年(1835)に現在の場所に移されたということです。
鶴羽神社の御祭神とは?
鶴羽神社拝殿です、御祭神は、八幡三柱の神として、第15代応神天皇 品蛇和気命(ほんだわけのみこと)第14代神功皇后 息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)それから第14代天皇 仲哀天皇 帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと)です。
妹背の二柱の神として、伊邪那伎命と伊邪那美命(イザナギとイザナミ、日本神話で最初に出てくる神様で有名ですね)も祀られています。
あやかりたい!鶴羽神社のさまざまなご利益
主な御利益は数多くありますが「縁結」「子授」「安産」「家内安全」「厄除」「育児」などですが、妹背の二柱の神にあやかり、広島市内でも古くから、婚礼の執り行える神社としても有名です。
二葉山山麓七福神めぐり、鶴羽神社は、智恵財宝の神である弁財天さまです。徳は、智恵、弁財、財福。七福神唯一の女性神、河の神、水の神として崇拝されています。
鶴羽神社の境内にはこんなものも
山縣豊太郎像
こちらは大正から昭和初期に日本航空史上、偉業を遂げた「山縣豊太郎(1898-1920)」像です。山縣は広島市京橋町の生まれで、1919年の東京遷都50周年祝賀行事にて民間人初の宙返り飛行を達成、1920年には、東京都大阪間の往復無着陸飛行大会で優勝など数々の名声を手にしました。
被爆の痕跡もいくつか
鶴羽神社は、原爆による被害も大きく、境内にはいくつか被爆時のまま使われているものが残されています、この手水舎もそうです、爆心地からは1810メートル。
この立派な黒松も被爆樹木、鳥居から続く石の太鼓橋もそうです。
鶴羽神社への初詣の様子や駐車場は?
ところで、一年を通じてもっとも人出が増える三ヶ日の初詣ですが、広島護国神社などと比べて、アクセスのしにくさから穴場でもありましたが、広島駅周辺の整備が急速に進む中、パワースポットや御朱印ブームも加わり知名度も高まり、鶴羽神社も多くの参拝客が訪れる初詣スポットとなりました。
鶴羽神社周辺には徒歩200メートル半径にコインパーキングがいくつかありますので、そちらの利用がおススメです。相場としては最大700円から1000円といった場所が多いです。
今回は、広島駅から徒歩で訪ねたのですが、歩道もきれいに整備され、何よりも鶴羽神社周辺が「歴史の散歩道」として社寺を中心とした観光スポットにもなりつつありますので、電車で訪れるのもおススメのアクセス方法です。
賑わいのある広島駅北口の二葉通り、この一本北側の通りが「歴史の散歩道」です。雰囲気がガラッと変わりますよ。